障害に立ち向かった父娘の物語

発達障害

講談社MOOK ノンフィクションメデイア誌「g2」の記事の中の

アスペルガー症候群の娘さんを育てていらっしゃる

臨床心理士の矢幡洋氏の記事を読んだ。

数字へのこだわりと絵を描くのがスキな娘さん。

小学校就学前の知能テストの結果から特殊学級に進むよう検討してみてはと

教育委員会の方から言われるが普通学級に進まれる選択をなさり

様々な自閉症の知育の中からABAと呼ばれる早期集中療育を娘さんに

根気よく行ったことが書かれている。

ABAの知育法は日本よりもアメリカが進んでいるそうで、

3歳~5歳が最も療育の効果が出る。

ABAがどんなものか興味が出て記事を読み進めた。



自閉症児が習得すべき行動を細かくステップに分けて

継続的に望ましい行動を身につけて、望ましくない行動を

消去する、このABAを週40時間行った自閉症児の19人中9人が

普通学級に進んだことが書かれている。


矢幡氏が行った療育の一部が紹介されている

絵で行動場面によって感情を推理する手作りカードを使っての

トレーニング、カードは市販されている知育教材のようでした。



娘さんの療育のために仕事や家事、睡眠などの時間をやりくりするなど

一日24時間が足りないのが伝わる。

仕事と家事だけでも目が回るほど疲れるのに

知育教材を作る時間・・娘さんと療育に向き合う時間

どんなに大変だろう・・・。


発達障害の子どもの子育ては喜びよりも落ち込みの割合が大きい。

心も身体も疲れると落ち込みから「やっぱり頑張ろう」と

這い上がる気力も弱くなりスキルトレーニングも縮小してしまう時期もある。

継続していけるエネルギーは「無償の愛」でしかない。



矢幡氏の療育記事には本当の「無償の愛」がある。



矢幡氏が娘さんに行った療育の効果、小学三年生の娘さんは

学校生活の適応上問題はないと学校側から報告を受けたことが

ホッとした。





ABAについて↓

行動のNeurotherapyクリニック













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コメント

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感想。
ABAは機会費用含みで、莫大な費用がかかります。
補助の範囲ではとても賄えないくらいに。
その中でやっているというのは、すごいの一言です。

でも、普通の自閉症系の親は、そこまでやれませんっていうのが実態です。

請求パパ 様へ


書き込みありがとうございますe-28

g2の記事の中でも矢幡氏が借金と時間に苦労されていらっしゃることが書かれていました。
矢幡氏は奥様がご病気で家事や育児や仕こなしながら行っているとのことで、その大変さを想像したとしても10分の1も想像できてないかも・・・と思いました。

経済的なことも労力も夫婦が協力して行ったとしても大変なのだろうと思います。
そして家庭の事情や経済的な理由で自閉症児をお育てになっている方が皆さん行えるわけではないと思います。

i-179努力されている方のことを知ってほしくて記事にしました。




はじめまして
 g2でライターの方がまとめて下さったものを過分にお褒めいただきありがとうございます。アスペとしたのは、g2からの要望で、実際には自閉症です。
 かなしろさんの御本と同じ編集者に担当していただいており、かなしろさんの本は、夫婦で繰り返して読ませていただきました。かなり影響を受けました。遅くなりましたが、感想をアマゾンの書評に書かせていただきました。
 こちらは、5年生に進級、小学校は無事に終えられそうです。一番大変だった頃のことを書いたものをg2ブックスの1冊(「数字と踊るエリ」として先日出版)にしていただきました。最初はADHDだろうと思った経緯も書きました。
 妻は、かなしろさんの本を「事故の危険をいつも心配しなければならないなんて、ADHDの方がずっと大変そう」と言って読むたびに泣いていました。

矢幡洋様へ

えーーーi-237e-75
矢幡先生からコメントが来てビックリしています。
テレビでよく拝見しております。
私のマンガをご夫婦で読んでくださりありがとうございます。はずかしー・・・

矢幡先生のg2の記事を読んでいると人事ではない気持ちでした。

睡眠薬のことと
ガラスに突っ込んだこと・・・
私もありまして・・・悩んで疲れた時に前がよく分からなくなってしまいますe-263
そして家事をやりながらの仕事、共感する部分がいくつかあり
私も息子用にやさしい問題集を自作していたテンパッた時期を思い出しました。


お嬢さんの成長について
あの後はどうなんだろう・・・?と気になっておりました。
e-102御本の新刊が出たとのことで
ぜひ拝読したいと思います。